子どもの日にちなみ、鬼武者の格好をしたスタッフをかいくぐってジャニオタが持つ柏もちを奪うことに成功した日村。
興奮冷めあらぬ中、その流れで3人(設楽、日村、オークラ)が素っ裸で対決したら誰が一番強いかという話に発展した。
身体が大きい日村は自分が一番強いといい、同じくデブのオークラも日村などに負けるはずはないと言い張る。
ガリガリなので勝ち目がないと早々に悟った設楽は、日村とオークラが繰り広げる醜い言い争いの行く末を見守るのだった。
目次
日村とオークラの言い争い
オークラぐらいは軽くひっくり返せるという日村。
日村が襲いかかってきても、下からグイッと力を込めて逆に日村をひっくり返すというオークラ。
日村は体型に似合わず昔からダンスが意外とうまく、リズム感がある。
そのことを理解している日村は、自分はナチュラルに体幹が鍛えられているから転ばされるわけがないというのだ。
一方のオークラは、小さい頃から9年間もの長きにわたって続けていた空手が自慢。
少年の部で初段を取るほどの腕前だったと豪語し、日村が襲ってきても正拳突き一発で軽く倒せるという。
だんだん2人の話に熱がこもり、展開はヒートアップしていく。
日村とオークラが繰り広げる熾烈な闘い(のイメージ)
お相撲さんのような体型をしている日村だが、オークラと闘う時は相撲のように生易しいことはしないという。
肘をオークラの顔面にぶち込み、一気に勝負をつけるというのだ。
オークラも負けていない。日村の肘を軽く払い、隙が生まれたところに正拳突きをお見舞いするという。
しかし日村はそれをオデコの一番硬いところで受けて足払いをかけ、さらにオークラは足払いを避けて前蹴りを入れるという。
どうだろう、いい歳をしたおっさん2人があたかも自分は格闘技のチャンピオンと言わんばかりに想像の世界で繰り広げる幼稚な争いを聞いた感想は。
ラジオは声と音だけのエンターテイメントである。
日村とオークラは長年ラジオに携わっているにもかかわらず、スタジオで取っ組み合いをしたり、殴る素振りを見せたり、リスナーからすると何が行われているのかさっぱり理解できない。
業を煮やした設楽が「何やってるかわかんねぇよ」とツッコミを入れ、2人はようやく我に返ったかのようにみえた。
芸人は強い。放送作家は弱い
がしかし、言い争いは再び始まる。
日村はいう、「芸人は強い。放送作家は弱い」と。
どれだけ運動をしていないとはいえ、なんだかんだ芸人は動くことが多い(バラエティ番組だったりお笑い企画で身体を張った仕事が多いということ)ので、芸人は強いというのだ。
パソコンをカタカタやっているだけの放送作家は力がなく、弱い存在だとまで言い切る日村。
2人の言い争いはますます激しくなり、「もう今の瞬間に肘が入っていた」や「顔を殴って(日村が)テレビに出られなくなるとまずいから殴るのはやめておいた」「あと一手でもう終わっていた」など、実りのない無駄話を延々と繰り返すのだった。
今度はリスナーがターゲット
「おい日村とオークラ、何やってるかさっぱりわかんねーよ」
リスナーの痛烈なメールが届き始め、日村とオークラのターゲットはリスナーに向けられた。
ラジオを聞いている若いリスナーはひょろひょろでペラペラだからすぐに倒せるという。
日村とオークラはリスナーに対し、そんな舐めたメール送ってきたらやっちゃうよ、俺たちを怒らせると何をやるかわからないよ、自分たちはニコニコ・ブヨブヨしているだけの人間じゃねーぞとリスナーにケンカをふっかけるのだった。
相撲で都大会に出たリスター
ラジオネーム『豆腐小僧』は相撲で都大会に出場したことがあるから、日村とオークラに負けないという。
しかしどんなレベルの都大会かもわからず、そもそも土俵から押し出して勝ち負けを決めるヤワな相撲に興じているようなやつには、ストリートで鍛えている自分たち(日村・オークラ)は負けないと言い張る。
スタンガンを持ったリスナー
ラジオネーム『ルサンチマン』はスタンガンで日村とオークラに対抗するという。
しかしこの闘いは武器が禁止なのだ。
それに、過去の番組でスタンガンを喰らったことがある日村は電撃に慣れているといい、どう転んでも自分たちが負けるはずがないのだという。
高校サッカーをやっていたリスナー
ラジオネーム『七転びヤモリ』は高校サッカー部でFWを担当、身長178cm、体重85kgという。
これだけ身体が大きい自分に勝てるわけないだろうという挑発に対し、日村は「サッカー選手は足が弱点」ときっぱり。
サッカーを辞めたやつの筋肉はひょろひょろでフラフラしているから余裕だというのだ。
元高校球児のリスナー
ラジオネーム『振りすぎファンタ』は元高校球児。運動神経は負けないという。
しかし、バットもグローブも持たない野球選手は一番弱いという日村とオークラ。
スポーツをやっているやつのたわごとでしかなく、野球選手ほど何もないやつらはいないとまできっぱり言い切る2人だった。
ハンマー投げ選手のリスナー
ラジオネーム『この世界の片桐仁』は女性だが、ハンマー投げで優勝の経験があるという。
そんな自分は日村とオークラをボコボコにすると自信満々に語る。
そこは日村がすかさず「素っ裸で闘うんだから、女性は恥ずかしさで力を発揮できるわけがない」と一蹴する。
そんな2人も設楽には勝てない
低レベルの言い争いを続ける2人だが、どれだけ自分たちが強くても結局設楽には勝てないという。
腕力や体力では設楽を上回るかもしれないが、設楽が持つ覇気やエネルギーを目にすると萎縮してしまい、オークラにいたっては設楽が5mもある大男に感じるというのだ。
やはり、設楽ありきのバナナマン、設楽ありきのバナナムーンゴールドである。
2人のじゃじゃ馬の手綱を上手に操り、荒波を乗り越えていくのはいつも設楽なのだ。