ミキサーの猪野は嘘つきとしてラジオ内で有名だ。
子どもの日に鬼武者に扮した猪野の身長の話題になったとき、なんと日村に『身長詐称疑惑』が持ち上がった。
自分をかわいく見せるため、あえて低い身長で言っているんじゃないかとかねがね疑っていた設楽。
日村と猪野、果たしてどちらの身長が高いのだろうか?
目次
猪野は身長も嘘つきか?
ラジオ冒頭、猪野の身長の話になったが、当の猪野は「170cmちょいです」と曖昧な回答をする。
自分を大きく見せようとしているんだろう?と疑われる猪野だが、173cmですと正直に告白してたところ、「お前はそんなに背があるはずない、俺よりチビだ!」と言い張る日村。
日村の身長は171cm(本人談)、廊下で何度となく猪野とすれ違う日村は、猪野は絶対に自分よりもチビだと主張する。
人をパッと見た時におおよその身長がわかる不思議な特技を持っている日村は、猪野は絶対に自分より小さいということに確信を持っていた。
オークラによる計測
日村と猪野、お互いに背中を合わせ、オークラがどちらの背が高いか計測した。
『猪野の背中が熱い』とぼやく日村は置いておき、気になる測定の結果、猪野のほうが1cm大きいという結果になった。
設楽が目視しても、やっぱり猪野のほうが大きいという。
結果に納得できない日村は、次の手段に出た。
気になる測定結果と設楽の指摘
壁と養生テープを使い、お互いの背の高さにマーキングし、客観的に身長を比べることにしたラジオスタッフ。
その結果、なんと数ミリの差で日村の方が背が高いことが判明した。
『ほらみろ!』と勝ち誇った様子で語る日村、しかし設楽は意外な方向からブスリと釘を刺す。
「日村さんは自分の身長を小さく公言しているのではないか?」
可愛いと思われたい日村
日村と猪野、たしかに日村のほうが少しだけ身長が高かった。
猪野は絶対に自分より小さいと言い張っていた日村の主張は正しかったことになる。
ところが設楽は、そんな日村は自分の身長を実際より小さく言っていると指摘し、それはファンから小さくてかわいい日村をアピールするためだとグサリ。
「日村さんは173cm以上あるでしょ?」と鋭くつっこんだ。
たしかに日によって人の身長は多少変化するが、これまでの人生で一度も173cmの計測結果は出たことがないという日村。
さっそくメジャーを持ち出し、マスキングテープで印をつけた高さを計ることにしたのだ。
「絶対に自分は173cmもない!あったとしても171.5cmがいいところだ!」
頑なに自分の主張を譲らない日村だが、果たしてその結果は?
やっぱり日村も嘘つき
「猪野174cm、日村175cm」オークラの声がスタジオに響く。
やっぱり日村はワザと低い身長で公言していたのだ。
そんなはずはない、今までそんな高い身長の測定結果は出たことがないと言い張る日村は、今回の結果に全く納得がいかない。
『夜中におじさんの身長比べなんて興味ない。せっかくだからサイズでも測っておけ』というリスナーの痛烈な批判を浴びつつ、
今度はちゃんとした身長マシンで測ろうよと言う日村だが、残念ながらリスナーの脳裏には『日村=身長詐称』という恥ずかしいレッテルが貼られることになってしまったのだ。
「俺が175cmあるなら、設楽さん180cmあることになるよ?」と冷静につっこむ日村だが、彼の訴えは虚しく退けられるだけだった。
根拠のない自信は日村の武器
今回の身長詐称はほんの一例に過ぎない。
日村は、子どもの日に合わせて開催された柏もち争奪戦の争いの中で、自身の足の親指を骨折したと言っていた。
たしかに収録翌日は指が青紫色に腫れ上がり、歩くのも困難だったようだが、その後数日して医者に診てもらったところ、骨折はしていなかったことが判明した。
他にも、赤飯握りなら10個食えるなど、誰が聞いても明らかに無理なことを平気で『できる』と言う日村だが、彼の根拠のない自信のあらわれは一種の武器ともいえる。
よくわからないけど、とりあえずやってみる、挑戦してみるという姿勢は非常に重要で、がむしゃらに頑張る姿勢があるからこそ、今日の日村のポジションを築いているといっても過言ではない。
おそらく今回の身長詐称の件も、日村の中で自信はないけどなんとなくそうだろうという見切り発車の中、あれよあれよと話が大きくなってしまったのではないだろうか。
それは決して日村に虚言癖があるということではなく、お笑いと人生に対する日村なりの価値観からくる行動だったことが考えられる。