設楽の誕生日は4月23日。
森山直太朗の誕生日も4月23日。
2人の誕生日が偶然にも同じということもあり、4月23日前後のラジオ放送日には森山直太朗がゲスト出演し、設楽に生歌のプレゼントをすることが通例となっている。
しかし、この時の森山直太朗の扱いが相当にひどく、国民的歌手とは思えないほどのひどい仕打ちを受けるのが定番だ。
リスナーも2人の掛け合いを理解しており、森山直太朗をいじり倒すメールを送ることが暗黙の了解になっている。
設楽と森山直太朗の不思議な関係と、年ごとの出来事をまとめた。
目次
2014年の誕生日(設楽41歳、直太朗38歳)
ドロボーが設楽に歌う誕生日ソングとともに始まったこの日。
ラジオネーム「チョップマンのキック」が送ったメールで「あの野郎の電話出演もありますよね?」の言葉から始まった森山直太朗いじり。
電話出演している森山直太朗だったが、バナナマンの2人はそれが本人かどうかわからず、名曲「さくら」の一節を歌わせる。
気持ち悪い森山親子
森山直太朗をさくら呼ばわりするリスナーから「森山直太朗の誕生日会で、森山良子ママと直太朗がお互い向き合いながら歌を歌っていたらしいが、本当か?」というツッコミがあった。
設楽もその時の様子をおぎやはぎの小木(小木と直太朗は義理の兄弟)から聞いていたようで、小木はその時の親子の様子を気持ち悪がり、地獄絵図だったと表現していた。
咳で邪魔をする日村とオークラ
設楽と森山直太朗がお互いの誕生日を祝う中、日村とオークラが盛大に咳き込んで邪魔をしていた。
毎年恒例となった2人の邪魔に対し、森山直太朗は本気で辞めて欲しいと懇願する。
設楽は、もし2人が途中で咳き込むようなことがあれば、2人を素っ裸にしてぶん殴るとまで約束した。
歌の途中に割り込むドロボー
「ハッピーバースデー、ドロユー♪」
森山直太朗の美声が響く中、ドロボーの汚い歌声が乱入する。
ありがとうね、直太朗くん!とその場を流そうとする日村。
歌泥棒をしたドロボーは厳しくしかられ、森山直太朗に謝罪し、もう一度歌って欲しいと皆が懇願する。
再び直太朗が歌うが、ドロボーが次も大声で歌に乗っかって邪魔をする。
「今日はドロボー入っちゃうね」という日村の名言が炸裂した。
夏の終わり事件
リスナーから夏の終わり呼ばわりされる森山直太朗。
「夏の終わり」を一節歌って欲しいというバナナマンの要望に答える直太朗だが、またもやドロボーが歌乱入。
「ドーロの終わり♪」という音痴で汚い声を響かせた。
てめぇ邪魔すんな!と設楽が本気で怒るが、ドロボーはあくまでも設楽の誕生日を祝いたい一心からテンションが上がっただけだったことを知り、「怒るに怒れねぇな」と素直に納得した。
直太朗とドロボー入れ替わり事件
森山直太朗の美声とドロボーのだみ声を勘違いしたリスナーから「ドロボー、感動した」という大量のメールが届く。
森山ドロ太朗という名言も誕生した。
曲名がわからない
コーナー終盤、森山直太朗の曲をかけようという流れになり、直太朗は「どこもかしこも駐車場」をリクエスト。
しかしなぜか設楽はそれをうまく聞き取ることができず、「どこもかしこも汚ねぇな?」「どこもかしこも中華屋の床?」などと勘違いした。
2015年の誕生日(設楽42歳、直太朗39歳)
今年もあの野郎と電話はつながってるんですか?というリスナーの言葉で始まった設楽バースデー。
「どちらさまですか?」という日村の直太朗に対する問いかけは、軽いジャブ程度のあいさつだ。
イメージ的に設楽の中では22歳で止まっているという直太朗は、毎年恒例の歌のプレゼントをしようとするが、今年は森山直太朗以外にもゲストがいるという。
パスピエ登場
バナナマンライブで交流のある4人組バンド『パスピエ』のボーカル:大胡田なつきと、キーボード:成田ハネダの2人が登場。
設楽の誕生日を祝いたい気持ちからラジオ出演するが、あまりにもスタジオで話が盛り上がりすぎて、存在をすっかり忘れられる森山直太朗だった。
あのパスピエが来てくれたのよ!と興奮する日村をよそに、全く知らされてなかった直太朗は眠たい目をこすって待っているこの状況に、次第に怒りがこみ上げてくるのだった。
悪い意味じゃないが、毎年出演する森山直太朗に飽き始めているとまで言い切る日村。
パスピエの乱入劇
気持ちよくハッピーバースデーソングを歌う森山直太朗だったが、パスピエのキーボード担当の成田ハネダが伴奏で乱入。
直太朗が歌い終わる頃には、ボーカルの大胡田なつきが声で乱入する。
リスナーからは「パスピエ最高!かっこいい!来年も来てください!」と絶賛の声が届く中、直太朗は全てを理解し、今年はこのパターンね、としぶしぶ納得した。
「さくら」でコラボ
森山直太朗の代表曲「さくら」の伴奏を始める成田ハネダ。
即興とは思えないほど完成度の高い伴奏と、直太朗の美声のコラボレーションに感動するバナナマン。
途中で大胡田なつき、日村の2人が歌に乱入し、しまいには歌詞を間違える始末。
リスナーからは「パスピエ最高すぎる!直太朗のコーラスも最高!」と、またもや自分を軽んじる発言をされ、直太朗のイライラが募っていった。
謝罪を求められる直太朗
バナナマン、パスピエ、リスナーからの扱いが悪いことに怒りをぶちまける森山直太朗。
しかし、せっかく気持ちよく設楽の誕生日をお祝いしているところを、直太朗がごちゃごちゃ文句を言ったがために場の雰囲気が悪くなり、日村は気分が悪くなってしまったという。
この日の一連の騒動に対し、日村と設楽は直太朗が謝罪するよう無茶振り。
直太朗は被害者の自分が謝罪するのはおかしいという気持ちを抑えつつ、取り乱してしまった自分の言動で周囲を不快にしてしまったことに対し、謝罪した。
「直太朗くんもわかったことだし、歳を重ねてもっと大人になってほしいと思います」。
設楽の言葉で締めくくられた。
2016年の誕生日(設楽43歳、直太朗40歳)
森山直太朗は2015年10月から歌手活動の小休止に入っていたが、16年6月にはアルバムのリリースが予定されており、番組放送日の4月23日の時点では「そろそろ活動再開するかも」とバナナマンは期待を寄せていた。
しかし、いくらなんでも活動再開の一発目の仕事がラジオ出演とは到底かんがえづらく、毎年続いていた森山直太朗の出演はないもとの考えられていたのだ。
パスピエが2年連続で登場
去年の登場に続き、今年もラジオに来てくれたパスピエ。
パスピエが来たということは森山直太朗の出演はやっぱりないか、という空気に包まれた。
森山直太朗に代わり、大胡田なつきのかわいい歌声でハッピーバスデーソングを贈られる設楽だった。
直太朗、乱入!
突如、大胡田なつきの歌にかぶせて森山直太朗が電話で乱入、その場の全員を驚かせた。
歌手活動再開の第一歩をバナナムーンゴールドへの出演で飾った直太朗だったが、設楽から「ひょっとしてバイキングの西村?誰、だれ?」というひどい扱いを受けた。
活動を小休止していた森山直太朗は、とある山奥に山小屋を購入し、作曲活動や1人でこもって生活していたという。
相変わらずの手痛い扱い
リスナーから「おいさくら、久しぶりだな。でも今はパスピエの皆さんが祝ってるんだから邪魔するな」と、愛のある扱いをされる直太朗。
6月のアルバム発売を前に、公の前に姿を現すのは初めてという記念すべきタイミングにも関わらず、今までと変わらない皆の態度に、どことなく懐かしさを覚える直太朗だった。
さくらの生歌披露
久しぶりに聴く直太朗の生歌はさすがの美声。
パスピエの成田ハネダが演奏するピアノに加え、大胡田なつき、オークラ、日村の歌の乱入もあり、スタジオはてんやわんやに。
「あぁ、なんか聞いたことある歌だったからつい」という軽いノリで乱入した日村のあっけらかんとした態度はさすがだ。
突然知らない人扱いされる
これまでの扱いに不満を爆発させる直太朗だが、日村からは「え?誰?どなたですか?」とあしらわれてしまう。
自分の部屋から真夜中に1人で電話出演し、1人でさくらを歌う直太朗は、自分の境遇を考えてくれと必死のアピールをした。
舞い散るー!
再びさくらを歌う直太朗だが、ここでもやはりオークラと日村が乱入。
歌詞をろくに覚えていない日村は、歌の最後を「舞い散るー!」と適当に流してしまい、それをきいた森山直太朗は心の底からがっかりした様子だった。
2017年の誕生日(設楽44歳、直太朗41歳)
森山直太朗の毎年の電話出演は、台本上の設定では設楽には秘密になっている。
しかしこの年の台本にはあからさまに「◯◯太郎と電話」と大胆に書かれてあり、今年も直太朗の出演を予感させるものだった。
直太朗、出演!
サプライズ~!の言葉とともに電話登場した森山直太朗。
毎年恒例の出演なので、もう隠す必要はないと設楽に言われてしまう。
「直太朗くん、今どこいるの?家でオナニーしてんの?オナ太郎?」と、設楽から挨拶がわりの一言を浴びせられる直太朗だったが、なんと今は全国ツアーの札幌公演の滞在先で、二次会会場から抜け出して電話出演しているというではないか。
オークラの咳の洗礼
ハッピーバースデーを歌う直太朗だったが、歌の途中で咳き込んでしまうオークラ。
プロだったら咳なんかすんな!と日村から叱られるオークラだった。
三浦大知の突然の登場
森山直太朗が再び歌い始めると、その声に重ねて男性の美声が重なってきた。
なんとその正体は三浦大知。
設楽、日村は三浦大知の出演を全く知らされておらず、マネージャーの小山(三浦大知の大ファン)すら知らなかったのだ。
これまで直太朗は、歌の途中で日村やオークラ、ドロボーなど数多くの人が乱入し、邪魔されてきた。
しかし今年の乱入者はちょっとレベルが高いなと感じていた直太朗は、それが三浦大知だったと知り、まんざら嫌な感じではなかったと素直に認めた。
とはいえ、直太朗はこれまで8年にもわたりラジオ出演を続けており、例え三浦大知とはいえ、突如乱入してきた態度に不満を見せた。
歌い、踊る
せっかく出演してくれた三浦大知なので、直太朗の歌に合わせてダンスして欲しいと無茶ぶりする設楽。
直太朗の美声と三浦大知のダンス(ラジオなのでその様子は見えない)の超豪華コラボレーションがここに実現した。
設楽、日村は大満足して盛り上がるが、皆の歓声で直太朗の歌声がかき消されてしまい、雑な扱いにまたもや不満を募らせる直太朗だった。
さくらからいく?
森山直太朗=さくらの方程式がすでに出来上がっている設楽は、「どうする?さくらからいく?」と、まるで「とりあえずビールでいっか」と同程度の軽いノリで直太朗に歌を振る。
挙句の果てには、さくら全部を歌わなくていいから、端折って途中だけ歌えと言い始める始末。
三浦大地と歌のコラボレーション
直太朗の歌声に合わせて乱入する三浦大知。
しかし、これまでの日村やオークラの乱入とは違い、美声に美声が乱入する奇跡のコラボレーションが実現。
FNS歌謡祭レベルでも実現不可能な夢のタッグに、スタジオ全体が魅了されてしまった。
「ぃよっ!三浦大知!」と、完全に森山直太朗の存在を忘れている日村は、まるでご本人登場みたいな流れでよかったよねと、すっかり見当違いのコメントを残した。
三浦大知は先輩
自分よりはるかに年下の三浦大知に対し、上から目線であれこれ注意していた森山直太朗。
しかしリスナーから「おい、オナ太郎、三浦大知さんは1997年(当時10歳)デビュー、オナ太郎は2001年デビュー。三浦大知さんは4年先輩だぞ」と鋭いツッコミを受けた。
このブースにいる誰よりも一番後輩にあたるのが森山直太朗だったのだ。
バナナマンと森山直太朗、ずっとこの関係で
どれだけ歳を重ねても、変わらない関係は素晴らしい。
お互いバカを言いつつ笑って過ごせる大切な友情が、いつまでも続いて欲しいものである。